aとmの生活日記

30代子育て世代の奮闘記

読書記録 〜非がん患者の緩和ケアについて考える〜

こんばんわ〜!

Mやでー!\(^o^)/

 

皆さんお元気ですか〜?

春ってやたら眠いですよね。

ボーっとしちゃう。

花粉も黄砂も飛んでますからね。

 

仕事中駆血帯がない!ない!どこにもない!

私の駆血帯知りませんかー!?

ってみんなに大捜索させといて、家に帰ったら昨日着てたユニホームにぶら下がってました笑

みなさんすみません。。。

 

ぶら下がったままなことに気づかないまま持ち帰り、洗濯し、干してましたね笑

ぼーっとしてるにもほどがあるよ!

怖い怖い!

 

 

今日は、父の看病に際してタメになった書籍があるのでシェアします😀

 

 

皆さん「緩和ケア」をご存知ですか。

 

 

実際にどんなことをするのか?痛みを和らげたり、苦しみを取る?

 

緩和ケアとは、「生命を脅かす疾患による問題に直面している患者さんとそのご家族に対して、痛みやその他の身体的問題、心理社会的問題、スピリチュアルな問題を早期に発見し、的確なアセスメントと対処を行うことによって、苦しみを予防し、和らげることで、QOLを改善するアプローチ」を言います。

www2.kuh.kumamoto-u.ac.jp

 

父は何度もこのブログに登場しているとおり

 

C型肝炎→肝硬変→胆管閉鎖→肝不全」

 

と闘病の末、先月亡くなりました。

 

私はもともと小児科で働いていたこともあり、不勉強のために老年期や成人期・終末期についての知識が乏しく、今回父がとうとう終末期に入ったというこの段階で勉強を始めた次第であります。

 

お恥ずかしい・・・。

 

 

父の病気が進むに連れ、どんどんわかってきたことがあります。

 

 

癌以外の病気での終末期・緩和ケアが全然充実していない

 

 

特にこちら和歌山県においては、そもそも「緩和ケア」を謳っている病棟は大病院にしかなく、そちらは「癌患者」さんに限って、入院することができます。

他府県ではどうなのかは未調査ですすいません。。

癌患者さん以外でも入れる緩和ケア施設、他府県では充実してるんかなぁ。。

 

 

緩和ケア = 癌

 

というイメージは確かにあります。

痛みや苦しい症状、精神的にも苦しい、など癌患者さんの終末期では、医療的な緩和ケアが必要な場面もすごく多い。

 

「がん対策推進基本計画(平成24年6月閣議決定)」において、緩和ケアについては、「がんと診断された時からの緩和ケアの推進」が重点的に取り組むべき課題として位置付けられています。がん患者とその家族が、可能な限り質の高い治療・療養生活を送れるように、身体的症状の緩和や精神心理的な問題などへの援助が、終末期だけでなく、がんと診断された時からがん治療と同時に行われることが求められています。

www.mhlw.go.jp

 

厚生労働省のHPでも緩和ケアとは「がんと診断された時から・・・」となっています。

国の方針として大々的にがんに限定。

 

 

だけど、癌以外の病気で亡くなる患者さんはゴマンといるわけです。

緩和ケアが必要とされる患者さんは癌以外でもたくさんいる。

 

世界的に見ると、WHOでは緩和ケアを必要とする疾患として、心血管疾患、がん、慢性閉塞性疾患、AIDS、糖尿病、腎不全、肝不全、多発性硬化症パーキンソン病、関節リウマチ、神経疾患、認知症、先天性疾患、薬剤耐性結核をあげています。

 

ほとんどが、何回かは聞いたことある病名ですよね。

糖尿病や、認知症など、身近な方でももしかしたら抱えられている方もいらっしゃるかも、、

これらの病気においても、WHOでは終末期には緩和ケアが必要だと定義されています。

 

癌患者さんであろうと、癌以外の疾患をもつ患者さんであろうと、終末期において、感じている身体的・精神的症状はさまざまなものがあることが明らかになっています。

 

だけど、絶望的に情報が少ない。

ネットで検索しても、ほとんどが癌患者さんの緩和ケアについてでした。

私は医療従事者でありながら、父の終末期に差し掛かっても、「最終的にどのような経過を辿るのか?最期どんなにしんどいのか?どんなケアが必要なのか?」実際には知らなかったんです。

だから日に日に弱っていく、苦しむ父をみて、家族も辛いしどうしてあげていいのかわからない。

 

そんなときにこちらの書籍と出会いました。

 

 

 

心不全

慢性閉塞性肺疾患

・慢性腎臓病

・肝硬変

認知症

・神経難病(パーキンソン病など・・)

 

についての緩和ケアの入門書になっています。

 

父の看病にあたって困ったことが毎日湧き出てくる日々を過ごしていた私に、一筋の光があたったかのような本でした。

苦しんでいる父を前に、「今の父、そして母や私たち家族には緩和ケアが必要だ」と

考えるきっかけになってくれた本です。

医療者向けの書籍になりますが、とても勉強になりました。

 

また、認知症や腎不全など、父を看取った今もこの本から得ることとても多いです。

日々患者さんと関わる上で知っておいたほうがいいことの宝庫です。

もし興味があれば目を通してみてください。

 

なかなか筆が進まんかった!

疲れました!

走ってきます!

 

Mでした〜^^

 

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