aとmの生活日記

30代子育て世代の奮闘記

摂食障害「ARFID」について

こんばんわ〜!!

Mでーす!

 

あつ〜くなってきましたが夏バテてませんか?

湿気が!湿気がつらい!

しっかり栄養とって、睡眠とって、元気に過ごしていきたいものです。

 

 

今日は。

最近言われるようになってきた新しい摂食障害についてまとめたいと思います!

 

 

ARFID

 

 

聞き慣れないと思いますが、「アーフィッド」と読みます。

日本語では「回避・制限性食物摂取症」といいます。

 

 

摂食障害」といえば、若い女の子が痩せ願望や自信の信念のために過度な食事制限

をして、生命維持が脅かされるほどに痩せてしまうような心の病気というのが一般的な病識かと思うのですが、この新しい摂食障害「ARFID」は、ちょっと事情が違うみたいです。

 

特徴

食べることを拒否したり、無関心だったりすることで、体重減少や栄養不足などに陥  り、優位な成長が認められない。

ほとんどが幼少期に発症し、大人まで続くこともある。

本人は自分の体系や体重に過度なこだわりはない。

社会的機能が著しく損なわれる。

発達障害を合併していることも多い。

家族関係や関わりに問題があることもある。

 

 

患者さんが子どもの場合には、体重減少がなくても、成長に伴う体重増加がみられないことも含まれます。

 

この「食べることを拒否する」理由が、偏食(好き嫌い)が「味」だけに関わらず「食感」や「温度」また食べ物の「見た目」や「色」「臭い」など広範囲に渡ること。

 

この偏食は、通常の発達過程で起こるものとは少し様子が違っていて、通常なら少数の食物に対してであるのが、この病気ではほとんどの食材や料理に対して起こってしまうこともあります。

 

また、食べたあとに「吐いてしまうのではないか」とか「窒息してしまうかも」などという感情から、食べられないという患者さんもいます。

 

 

元来の「拒食症(神経性やせ症)」と違うところは本人は体重を減らしたいと思っていないというところです。

本人は自分の体系や体重に過度な関心は持っていないです。

むしろ体重を増やそうと、食事以外の栄養サポート(点滴や経腸栄養)に依存する場合もあります。

 

著しい栄養低下により入院が必要となったり、体力がなくなり学校に行けない・会食ができないことで社会的機能が著しく損なわれたりということがあります。

 

 

 

治療

低栄養に対する対症療法

背景にある不安やストレスへの働きかけ

発達障害に対する関わり

 

 

不安症、自閉スペクトラム症強迫症、注意欠如・多動症ADHD)はこの病気のリスクを高める要因になるようです。

本人だけでなく、関わる家族全員をケアすることが求められます。

 

 

最近食べる量が減ったな・とか、低栄養に気づいた際には、発達障害や心の病気を合併していることもあるので、スクールカウンセラー医療機関などの専門家に早めに相談することが大切です。

 

どうでしたでしょうか。

聞き慣れない病名でしたが、たまに外来にも患者さん来られることもあります。

知り合いにもお子さんでこの病気を抱えられている方もいます。

「知らない」と「少しやけど知っている」って全然違いますよね。

「知る」ということは大切やと思っています。

 

 

Mでしたー^^

 

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