aとmの生活日記

30代子育て世代の奮闘記

入院 〜その2〜

皆様、こんにちは。

 

自宅療養中のaです。

 

昨日退院し、今日からGW開けまで自宅療養になります。

昨晩入浴の際に、退院直後でお風呂に浸かりすぎたのか気分不良になり脱衣所でぶっ倒れました。

mに看病されながら怒られました。。

小学1年生の次女は身体を拭いてくれて、髪をドライヤーで乾かしてくれました。。。

退院後直ぐの入浴は注意が必要のようです。

くれぐれも長湯はしないほうが良いです。

 

さて、本日は入院記の第二弾!!

入院〜その2〜」では私がカテーテルアブレーションを受けるのにかかった費用についてお話します。

入院〜その1〜」同様長文となりますが、健康保険に関する役立つ内容かと思いますので是非ご覧いただけると幸いでございます。

 

 

 

今回の治療は3泊4日での入院治療で、全身麻酔下での手術となりました。

こちらが入院請求書になります。

まず、今回の入院及び手術にかかった費用として「上から2段目、右から3マス目」

の「診療総点数(赤線)」を御覧ください。

診療総点数は「249,151」となっています。

この診療総点数を金額として計算するには「診療総点数×10円」で計算すれば金額として計算出来ます。

したがって...

 

 249,151×10円 = 2,491,510円

 

約250万円が治療費となります。

かなり高額な治療費ですね。。。

車が買えちゃいます。。。

 

 

しかし、この250万円をそのまま請求されるわけでは有りません。

皆さんご存知のように日本は制度上国民全員が健康保険に加入する国民皆保険制度になっています。

働き方や年令によって加入している保険は違いますが、サラリーマンであれば「健康保険」、自営業・フリーランスであれば「国民健康保険」、75歳以上の高齢者であれば「後期高齢者医療制度」に加入しています。

これらの公的医療保険に加入している為、現役世代は窓口での負担が「3割」、後期高齢者であれば収入により「1割もしくは2割もしくは3割」となり残りは健康保険が支払うという形になります。

 

私の場合はサラリーマン(3割負担)ですので...

 

 2,491,510 × 30% = 747,453円

 

約75万円まだまだ高額な治療費ですが、健康保険には高額な医療費が発生した場合に収入に応じて自己負担限度額が定められており、自己負担限度額を超えた分を払い戻してくれる「高額療養費制度」というものがあります。

こちらの制度は、1ヶ月にかかった医療費が自己負担限度額を超えた場合に適用され後日、払い戻しがされる制度になります。

自己負担限度額は「標準報酬月額(4〜6月の給与平均額)」を元に区分ア〜区分オまでの

5段階に区分されます。

 

                              全国健康保険協会より

 

私の場合は「区分イ」に該当しますので...

 

167,400円 + ( 総医療費 ー 558,000円 ) × 1%

※総医療費とは「10割負担」の金額

 

今回の医療費総額は2,491,510円でしたので...

 

167,400円 + ( 2491,510 ー 558,000円 ) × 1% = 186,735円

 

この186,735円が限度額となり、

 

747,453 − 186735 = 560,718円

 

この差額の560,718円が後ほど払い戻されることになります。

後ほど払い戻されるとはいえ、一時的に約75万ものお金を支払うのは結構厳しい。

 

そこで、窓口での支払額を自己負担限度額に抑える制度が「限度額適応認定書」です。

これは、今回の入院のように医療費が高額になると予想される場合に予め加入している健康保険に「限度額適応認定書」を発行してもらい病院に提出することで窓口の支払いが自己負担限度額に抑える事が出来ます。

 

しかし、今はこの「限度額適応認定書」を提出しなくても窓口での支払いを自己限度額まで抑える方法が有ります。

 

 

 

それは、、、、、

 

 

 

マイナンバーカードです。

 

 

マイナンバーカードを取得し、健康保険証として使用できるよう手続きをすることで限度額適用認定書を取得せずに窓口での支払いを自己負担額に抑えることが出来ます。

今回、利用しましたが本当に便利になりました。

また、初診料・再診料の診療報酬ですがマイナンバーカード保険証のほうが若干安く設定されています。

持っていないかたは取得を検討されてはいかがでしょうか?

 

さて、高額療養費制度により自己負担限度額まで抑えられた私の診療費ですが、上から2段目、右から2マス目の「負担金額(青線)」の186,735円まで抑えられ、これに食事療養費2760円を合せた金額が、今回の入院でかかった費用(緑線)の189,495円となります。

これぐらいの支払い額であれば、高額ではありますが問題ないのではないでしょうか??

 

そして、最後にあまり知られていないのですがサラリーマンの場合加入している健康保険組合によって「付加給付」というものがあります。

これは、健康保険のオプションのようなもので加入している組合によって付加給付の有無や条件が異なりますが、私が加入している健康保険組合では「一ヶ月の医療費の医療費から25000円差し引いた額を後日給付する」というものがあります。

これは、今回私が支払った189,495円から25,000円を差し引いた金額を後日払い戻してくれるという事です。

言い換えると、今回の入院で支払う医療費は25000円になって、残りの164,495円は後から払い戻されるということです。

 

これって、めちゃくちゃすごいことです。

ぜひ皆様もご自分が加入している健康保険組合の付加給付をチェックしてみてください。

 

そして、今回長々と書きましたがこの健康保険の充実度が最近「医療保険は不要」と言われる理由です。

もし、今回の入院手術で総額1000万円の医療費が必要となっても私の場合、高額療養費制度によって約26万円の治療費で済むわけで一般的な家庭では最低限貯蓄しておくことで十分賄えます。

民間の医療保険については絶対に不要とは言いませんが、あまり大きな掛け金ではなく最小限で掛けるのが良いのでは無いでしょうか??

 

以上、長々と書きましたがお付き合いいただきありがとうございました。

少しでも参考になれば幸いでございます。

 

以上 aでした!!

 

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