aとmの生活日記

30代子育て世代の奮闘記

入院 〜その1〜

 

皆さま、こんにちは。

 

aです。

 


私事ですが、少しの間入院し「心房細動」という病気の手術を受けてきました。

*正式には「非弁膜症性心房細動

私自身始めての入院・手術で色々不安になるところもありましたが、無事退院することができました。

同じ病気・手術を受けられる方に少しでも参考になればと思い、今回の入院体験記をブログに書こうと思います。

長文になりますが読んでいただけると幸いでございます。

 

 

目次

 

 

 

手術を受けた経緯

私が手術を受ける原因となった病気ですが、「心房細動」という心臓の病気です。

わかりやすく言うと「不整脈」です。

以前からたまに不整脈が出ていたですが、ここ最近症状が出る回数が増え、看護師でもあるmから病院で検査したほうが良いと言われ検査をした結果「心房細動」という病気であることがわかり、今回手術を受けることになりました。

以前、不整脈が出ていたときに一度「24時間ホルター心電図検査」をしたことがありました。

24時間ホルター心電図検査ですが、携帯型の心電図モニターを装着し24時間心臓の動きをモニタリングするというものですが、測定している24時間以内に不整脈が出ていないと記録出来ないため、以前受診した際には様子見となっていました。

今回、再度24時間ホルター心電図検査をした際にも装着中には不整脈が出ず、記録することは出来なかったのですが、後日検査結果を聞くために受診した際にタイミング良く不整脈が出ていた為、病院で心電図検査を受け治療が必要ということで大きな病院を紹介されて今回手術を受ける流れとなりました。

 

心房細動の症状

心房細動の症状ですが、心臓の筋肉を動かしている電気信号が正常な流れで伝わらず心臓の筋肉が痙攣したような状態になり、血液を上手く送れなくなる病気です。

私の場合は脈のリズムがバラバラになる(早くなったり遅くなったり)、または脈がとぶ等の症状が有り、症状が出る時は胸に違和感(ドクっと心臓の動きを感じるような感覚)や少し息苦しい感じ(マラソンを走った後のドキドキする感じ)が有りました。

心房細動のリスクですが、心拍のリズムが乱れることにより血液を送り出す力が弱まり、心房内で血液が澱み血栓が出来やすくなる。

出来た血栓が移動することにより心筋梗塞脳梗塞を起こす原因となります。

心房細動を治す方法としては①外科的手術による治療 ②投薬による対処療法の2パターンのようで、投薬による治療は血栓の予防的処置で薬を飲み続ける必要が有り手術を受けることにしました。

 

手術について

今回、心房細動の治療の為にカテーテルアブレーション(経皮的心筋焼灼術)という手術を受けました。

カテーテルアブレーションは麻酔下で鼠径部(股関節)よりカテーテルを挿入し心房内まで進めていき、異常な電気信号の伝わり方をしている心臓組織をカテーテルから電流を流すことで変性させ、異常な電気の伝わりを抑える手術です。

手術のキズも鼠径部のカテーテルを挿入する箇所ぐらいなので、短期の入院で治療をうけることが出来ます。

 

入院・手術体験談

手術の入院期間ですが3泊4日と短期間での入院・手術でした。

 

① 入院初日(1日目)

 入院初日ですが、午後からの入院でした。

 入院後は、採血、手に点滴用のライン確保で注射とチューブを取り付け、鼠径部の剃

 毛、携帯型心電図モニターを装着しました。

 行動制限等も無くシャワーを浴びることも出来ました。

 

②手術当日(2日目)

 手術当日の朝は、全身麻酔の際に嘔吐による誤飲を防止する為、朝ごはんは食べるこ 

 とが出来ません。

 私は朝一番の手術だったので、9時頃に手術着に着替えて車椅子に乗せられて手術 

 室へと移動しました。

 手術室到着後は身体に色々なセンサーを取り付けられ、看護師さんに「眠たくなる薬 

 入れて行きますね。」と言わたと思ったら直ぐに意識を失ったようで、次に声をかけ

 られた時には手術が終了していました。

 手術は3時間程度で終了したようです。

 全身麻酔に関しては特に気持ち悪さやしんどい感じは無かったです。

 手術終了後は、鼠径部のキズが開くのを防止する為、4時間程度足を動かせないよう

 に仰向きでベッドに固定されます。

 手術の3時間と病室で4時間程度固定された状態になるので、背中と腰がとても痛くな

   り辛かったです。

 個人的には手術のキズよりも背中と腰のほうが辛かったです。

 手術1時間後より飲食が可能になるのですが、起き上がることが出来ないのでウイダ

 ーinゼリーとランチパックを食べました。

 どちらも寝ながらでも飲食しやすくて良かったです。

 4時間経過後は、足の固定も解除され鼠径部の痛みはありますが、立ち上がったり歩

 いたり出来る状態になります。

 また、歩けるのが確認出来ればおしっこを出す管を取り外します。

 「男の人の物」の中に入っている管を抜き取るので痛そうに感じますが、特に痛みは  

 無かったです。

 ただ、管を挿入したり抜いたりすることで尿道を傷つけるようで術後におしっこをす

 る時に痛みがあるのと、血尿が出ました。

 私は朝一の手術だったので、夕方にはゆっくりと歩けるようになる夕飯も普通に食べ

 ることが出来ました。

 長時間固定された後なので背中と腰が痛いのと、キズ口がまだ痛いので寝返りがしづ

 らく夜はあまり寝ることが出来ませんでした。

 

③手術翌日(3日目)

 手術翌日は手術後の経過を見るための血液検査や心電図・心エコー(超音波検査)・レ

 ントゲン検査を受けました。

 あと、鼠径部のキズの状態を確認し、出血等の問題がなければ抜糸します。

 食事の制限も無く院内を自由に歩くことが出来、またシャワーを浴びることも出来ま 

 した。

 

④最終日(4日目)

 最終日は検査等は無く、血圧や検温等問題がなければ携帯心電図モニターを取り外し

 て午前中に退院となりました。

 退院後は1週間自宅安静となります。

 鼠径部のキズの痛みは少しある程度で普通に歩けるようになりました。

 ただ、手術で心筋を焼いている影響か若干心拍数が早くなっているのと少し息切れ

 のような感じがします。

 

 

3泊4日と短期での入院・手術となりましたが治療を受けてあらためて健康に生活出来る有り難みや大切さを実感しました。

また、手術してくれた先生や24時間体制で対応してくれた看護師さんには感謝の気持ちでいっぱいです。

今回、たまたま不整脈が出ているタイミングで病院を受診することが出来て治療を受けることが出来たのですが、私もそうだったようにホルター検査ではタイミング良く装着中に不整脈が出ないとせっかくお金を払って検査をしてもデータが拾えないということが有ります。

病院の先生にオススメされたのですが、Apple Watch 8もしくは Ultraであれば心電図アプリが搭載されており、アプリでデータを記録出来るようです。

もし、不整脈を持っていたり心臓に不安がある方はApple Watchを購入しアプリで記録すると良いかもしれません。

 

今回のブログはここまで。

次回は手術にかかった費用について書きます。

以上 aでした。

 

 

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