おはようございまーす!
Mでっす!
少しずつ秋の気配を感じるようになってきました、、、ね?笑
日中はまだまだ暑いですが、朝晩冷えることがあるので皆さん体調気をつけてくださいね!
子育て中のみなさん、いろんな悩みがあると思いますが、子育てにおいて困っている事はありますか?
今日は育児で困りごとを抱えるお母さんやお父さんのための
「トリプルP」についてご紹介したいと思います。
トリプルPとは
【日本では前向き子育てプログラムと呼ばれている】
1980年代にオーストラリアの臨床心理学教授マット/サンダース氏が、心理学の認知行動療法をベースに開発した。35カ国以上で実施されている親向けのプログラムで、子供の自尊心を育み、親が楽しく前向きに子育てができるように考えられている。
トリプルPの講座は各市町村やNPO法人主催で、講座が開かれており、研修を終えたファシリテーター主導のもと、2歳〜12歳の子供を持つ参加者で構成されるグループで話し合ったり、互いに役割を演じるロールプレイをしたりして、子供の発達を促す方法や問題行動への対応を学んでいく。
そもそも前向きな子育てとはどういうものなのか?
トリプルPでは、「前向きな子育て」とは建設的で、傷つけない方法で、子供の発達を促し、子供の行動に対応することを目的とする子育てのアプローチ と定義され、
5つの主要ポイント・原則があると言っています。
①安全で楽しい環境づくり
②前向きな学びの環境づくり 子供が必要とするときに手を止め、注目すること
③一貫した分かりやすいしつけを使う 適切な方法で子供の良くない行動に対応、家族で方向性を揃える
④現実的な期待をもつ 個人差があること・できることを認める
⑤親としての自分を大切にする
講座では、この原則を達成するために、
子供の発達を促す技術
問題行動に対応するための技術
を学びます。
そして家庭で実践し、「前向きな子育て」を目指す!というわけです。
トリプルPでは、子育てにおいて、問題行動というのはすごく目立つし、親の悩みの種となるものですが、子供の好ましい行動を促し、こちらの方が増えることで問題行動も自ずと減っていくと言っています。
子供のポジティブな発達を促す技術
・良質な時を過ごす(子供から求められたときに1,2分でいいので手を止めて付き合うことの大切さ)
・子供と会話する
・愛情を表現する
・子供を褒める
・子供に注目を与える
・夢中になれる活動を与える 一人で遊べる力を促す
・よい手本を示す
・時をとらえて教える(子供自身が問題を解決できるようにヒントを与える)
・協力的な態度を褒める、できたら褒める
・行動チャートを使う
この10個を学びます。
※行動チャート…できたよシール表、スタンプカード
次に子供の問題行動への対策
・分かりやすい基本ルールをつくる
・ルールが守れなかったときに「対話による指導」を使う
・小さな問題に「計画的無視」を使う
・はっきり穏やかな指示を与える
・問題に応じた結果で対処する
・問題となる行動にクワイエットタイムを使う
・深刻な問題行動にタイムアウトを使う
この7つの技術を学びます。
※クワイエットタイム…癇癪などの問題行動が出たときに、冷静になれるよう短い時間静かに座らせて過ごすこと。
※タイムアウト…クワイエットタイムで冷静になれなかったときに、その場を離れ、最大5分間の冷静になれる時間を一人で過ごさせること。
これらの技術を使用する際にめちゃくちゃ大切なことは、一貫した態度で対応するということです。
親の都合やそのときの気分で対応を変えてはいけません。
さらに、父・母・祖父・祖母 その他の保育者も同じ対応ができることが理想です。
さて、プログラムでは、これらの技術をグループワークやDVD、テキストを使って学びます。
そして家庭で実践、家族と共有してゆくのです。
次回、私が実際にこのプラグラムを受講し、家庭で実践したときのお話をしたいと思います。
乞うご期待!笑
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