こんばんは。
aです。
今日は、久しぶりのFPシリーズ。
昨日、岸田総理が「年収の壁・支援強化パッケージ」について」会見を行い、10月1日より実施すると発表されました。
では、「年収の壁・支援強化パッケージ」とは何かというと扶養されている人がパートで働く際の扱いが有期ではあるが少し変わりますという話です。
年収の壁とは、具体的にいうと「106万 又は 130万円の壁」です。
詳しくは下記の過去記事を御覧ください。
今回、10月1日より開始されるのは「106万 又は 130万円の壁」を超えた場合に手取り額が低減するのを防ぐ措置を講じます。
だから、働き控えをするのではなくもっと働いてくださいということ。
ではどのような措置が行われるかというと。。。
①106万円の壁
106万円の壁を超えた場合に手取り額が下がらないように、手当支給や賃上げを行った企業には助成金を一人あたり50万円まで支給する。
※個人に助成金を支給するのではなくあくまで企業にです。
②130万円の壁
10月1日以降、一時的に増収し130万円の壁を超えた場合、2年までは扶養にとどまることが出来る。
何かスッキリしない内容ですね。
106万円より130万円の壁に関係の有る人のほうが、メリットあるように感じます。
揃えることできなかったんかなぁ。
※106万円の壁と130万円の壁は働いている企業の従業員数によって適用される額が決まります。
とはいえ、こちらの制度は2025年に予定されている年金制度の改正までの有期。
2025年改正ではどうなるかわかりませんが、最近は「扶養」という制度自体が自営業が加入する国民年金や国民健康保険には無い為、不公平という声が有ります。
でもちょっとまって!!
サラリーマンや企業に雇われる人にとっての「経費」といえる基礎控除と所得控除はあわせて「103万円」とい制限が有ります。
俗に言う「103万円の壁」です。
一方で、自営業・フリーランスが経費として使える上限額はご存知ですか??
なんと「上限が無い」です!!
しかもパソコンやスマホの購入費・通信費・新聞書籍購入費・旅費等も経費にできます。
そして、これらを控除として差し引いた後の所得から税金を計算するのです。
これでも合法な節税です。
これは大きな差です。
サラリーマンやパートでは絶対にこのようなことは出来ません。
扶養という制度が有るのは不公平というのであれば、経費を自由に使えるのは不公平ではないのか??
税金面で冷遇されるサラリーマンやパートのために扶養という制度を残しても良い気がするのですが。
国のお役人たちはほとんどの人が自営業。
当然、自分の首を絞めることはしませんよね。。。
今後も、サラリーマン虐めが続くことが容易に想像出来ます。
2025年の制度改定でどの様に変更になるかはわかりませんが、パート勤めをしている人や、ご家族方にとっては要注目かと思います。
「どんどん生活が厳しくなるなか少しでも賢く楽しく生きていきたい。」
私がお金の勉強を始めた理由です。
私は、サラリーマンですので経費で節税などは出来ません。
その中で、自分で出来ることはコツコツやって将来退職後は色々なところへ家族で旅行に行ったり出来るようコツコツ頑張りたいと思います。
以上 aでした。
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