おはようございます。
aです。
久しぶりのFPシリーズ。
本日は「損害保険」〜火災保険〜です。
一言で傷害保険と言っても、沢山の種類が有ります。
火災保険・地震保険・自動車保険・賠償責任保険・傷害保険等が損害保険に該当します。
本日は「火災保険」をPICK UPしてご説明します。
昨今異常気象にでの大雨による水災や、強大化する台風による風災等に対する備えとなる火災保険についてはしっかりと理解しておきたいところです。
〜〜目次〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
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火災保険
火災保険は、 1年契約から最長5年契約間で可能です。
以前は最長10年契約まで可能でしたが、自然災害の増加等により保険内容がみなおされ現在では、最長5年になっています。
また、5年一括支払いすることで保険料を安くすることが出来ます。
失火責任法で「失火により隣家を全焼させてしまった場合でも重大な過失がない場合は民法上の不法行為責任の規定は適用されない」となっている為、火災保険に加入し自分で備える必要が有ります。
火災保険は火災以外にも、「落雷・破裂・爆発・風災・雪災などによる損害や消火活動による水濡れの損害」も保証の対象となります。
建物・・・建物,門,堀,垣,物置,車庫等
家財・・・家具,家電,衣類等
※1個30万円以上の貴金属類は「明記物件」として登録しておけば、家財保険により保障をうける事ができます。
※通貨,有価証券,預貯金通帳,クレジットカード等は家財に含まれません。
保険金が支払われる事故
保険金が支払われる事故としては以下の通り。
①火災,落雷,破裂,爆発
火災(消防活動による水濡れも含む),落雷,破裂,爆発による損害
②風雪,雹災,雪災
台風,旋風,竜巻,暴風等による風災,雹災または豪雪,雪崩等による雪災での損害
③水濡れ
給排水設備の破損もしくは詰まりにより発生した漏水,放水等または他人の戸室で発生した漏水,放水等による水濡れの損害
④盗難
強盗,窃盗またはこれらの未遂行為により発生した損害
⑤水災
台風,暴風雨,豪雨による洪水,高潮,土砂崩れ,落石等によって床上浸水もしくは地盤面より
45cmを超える浸水を被った結果、保険対象に損害が発生した場合または再調達価額の30%以上の損害が発生した場合。
⑥破損,汚損等
不測かつ突発的な事故で発生した損害
以下のような場合も利用出来ます。
特に小さな子供がいる家庭は、必ず覚えておきましょう!!
例
・誤ってPCにコーヒーを溢して破損した。
・子供が暴れてテレビを壊した。
※携帯電話,スマートフォン等の携帯式通信機器の破損には使用出来ません。
※メガネ,補聴器等の身体補助器具の破損には使用出来ません。
保険加入のポイント
火災保険に加入する上で、注意したいポイントとしては必要な保障を絞ることです。
当然、全て加入すると安心ですが保険料がとても高くなります。
特に「水災」の有無でかなり値段が変わります。
水災の保障付加の有無を検討する場合、単純に値段のみで判断するのではなく自治体が発行する「ハザードマップ」を参考に検討する必要が有ります。
また、自分の家の基礎の形状にも注目する必要があります。
「布基礎」なのか「ベタ基礎」なのかによっても浸水のしやすさは大きく変わります。
布基礎・・・基礎に床下換気用の開口部が設置されている
ベタ基礎・・・基礎上部に基礎パッキンという換気部材が設置されている(開口部無し)
また、免責を設定することで保険料を抑えることも出来ます。
当方も免責を設定しています。
使用頻度も少ない保険ですので、免責額を高めに設定し保険料を安く抑えるのが良いかと思います。
以上で「損害保険」〜火災保険〜は終了です。
昨今、異常気象により水災が発生する確率が高くなっています。
現在、新築を検討の方は土地購入の前に是非ハザードマップでその土地にどんなリスクが潜んでいるかを確認した上で購入するようにしてください。
また、すでに自宅を購入している人も今一度ハザードマップを確認し自宅がどのようなリスクがある場所に有るかを確認した上で、加入している火災保険をチェックしてみてください。
自分が加入している火災保険でリスクに対応出来るのか。
また、過剰な防衛になっていないのかを確認する機会になるかと思います。
以上 aでした。
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