おはようございま〜す!
続くよ続く、夏休みで白目のMでーす!
まだ一ヶ月ありますね夏休み。。。
さて、数回にわたって子宮頸がんと、ワクチンについてお話させていただきました。
今回は「子宮頸がん予防は、ワクチンだけではない!」というお話になります。
えっ、ちょっと待って、ワクチンさえ打ってれば大丈夫じゃないん〜!?
と思われた方も多い。。のかな?
そうです。子宮頸がん予防はワクチンだけでは不十分。
・ワクチンを適切な時期に(性行為が未経験である)しっかり受けること
・20歳をすぎたら定期的に検診を受けること。
・自ら身を守ること
これが大切です!
HPVワクチンは、生殖器や外陰部、肛門などに潜むウイルスです。
性交渉により感染するため、初めて性交渉を持った時点から、HPVに暴露されればされるほど、多くの型のHPVに感染するリスクが高くなる。
多数のパートナーと関係を持つと、多数のHPVや、それ以外の性感染症もですが、感染するリスクが上がるのです。
そのため、初めて性行為をもつ前にワクチン接種を行うことが理想的です。
もし性行為をすでにしたことがある場合においても、HPVワクチンに含まれる型すべてに感染していなければ、ワクチンを受けるメリットはあると言えます。
まったく無意味とは言い切れません。
ちょうどHPVワクチンの手紙をもらってきた娘さんのいるお母さん。
私もそうですが、性教育のチャンスです。
子宮頸がんという病気があること。
不妊などの原因になったり、命を落とす場合もあること。
感染を防ぐためのワクチンがあり、それを打つことでウイルスに感染する可能性を低くできること。
このワクチンはあなたを守ってくれるものなんだよ。
だから、打とうね。
これはワクチン受ける段階で最初に十分に伝えたいですね。
ウイルスは性行為でうつること。
性行為は素晴らしいことなんだけど、色々なリスクがあること。
(感染の可能性、妊娠の可能性、、、)
そのためにコンドームの使用や、性行為自体をそもそもよく考えてからしないといけないこと。
責任が伴う行為なんだということ。
でもここらへんは、親から子へ話すのとてもハードル高いですよね。
そんなときは、書籍の力を借りるのもいいと思います。
サッコ先生が小学校高学年くらいの男の子と女の子に、色々な角度から性教育している様子がわかりやすく、書かれています。
性教育というと、とてもハードル高く感じますが、最初は「プライベートゾーン」についてから始まり、男女の成長のことや、まさに「セックス」について切り込んでいるところまで。
親がこの本を読んで子供に話するもよし、一緒に読んでもよし、渡して読んでもらうでもよし。
是非一度読んでみてほしいです。
こちらは他の国での性教育がどのように行われているか。
国際的な性教育の指針についてのサイトです。
ちょっと年齢が上の子向けかと思いますが、親にはとても参考になることがたくさんあると思います。
HPVワクチンは現在、女の子だけしか定期接種になっていません。
このウイルスは性行為で感染るといいました。
男の子もウイルスに感染していることがあるんです。
自覚症状がない場合も多く、人にうつしてしまうことがある。
進行すると陰茎がんや肛門がん、中咽頭がんになる可能性があります。
子宮頸がんばかりが取り上げられがちですが、男性にもリスクがあり、今後は男性もワクチンの定期接種化が進めばいいのにな。と願っています。
まとめ
子宮頸がん予防には...
・性行為未経験でのHPVワクチン接種
・20歳をすぎたら検診を受けること
・自分の身は自分で守れるように親が教えておいてあげることが大切!
これにてHPVワクチンワクチンシリーズ完です。
拙い内容でしたが読んでいただいてありがとうございました\(^o^)/
勉強するだけじゃなくて、アウトプットするとすごく自分の中に定着しますね!
私は、思春期保健相談士という資格を取得しました。
思春期相談や、ひきこもり支援に興味があるからです。
でも、なかなか現在勤めている小児科でそれをするのは、時間も限られていて難しい。
この場でHPVワクチンのことをかけたのは大きな一歩になりました!
これから少しずつアウトプットできればと思います^^
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