こんばんわ〜!!
Mざまーす!
乾燥の季節ですね。
今年こそは手荒れ・あかぎれせずに冬を越したいものです!
そこかしこにハンドクリームを置いて対応です!
今日は「チック」について自分の勉強も含めてまとめていこうと思います。
「チック」ご存知ですか?
まばたき(一昔前では「目を噛む」とか言ってましたかね?うちの地域だけかな?)や顔をしかめるなど、近しい人に一人二人はあったのではないでしょうか?
それがチックなのか、その人のクセなのかは境が難しいと思います。
チックの種類
●運動チック・・瞬き、首振り、顔しかめ、物にさわる、物をける、飛び上がる
●音声チック・・発声、咳払い、鼻鳴らし、汚言(人前や社会的な場で、言うことがはばかられるような汚い言葉をいってしまう)、反響言語(人の言ったことを繰返してしまう)
咳払いや鼻鳴らしなども、クセかな?と思うような方もいらっしゃいますよね。
汚言というのはびっくりしました。物をけるとかも。
私は今まであまり出会ったことがないです。
脳の大脳基底核が関係していて、そこで使われる「ドーパミン」に過剰に反応してしまうことで起こると言われており、
ストレスや環境などの心理的要因は影響することもあるが、それだけが原因ではないとされています。
・子供全体の10〜20%が何かしらのチックを経験
・男性に多い
・4〜11歳頃の発症が多い
・遺伝性・家族性の関与が指摘されている
大多数は10歳台をピークとして減少していく。
様々な種類や頻度の症状が出現したり消失したりを繰り返す場合が多い。
種類と持続時間により
・12ヶ月未満・・一過性チック障害
・12ヶ月以上持続・・慢性運動性または音声チック障害及びトゥレット障害(多彩な運動チックと音声チック)
に大別される。
治療
小学校低学年までの子供のチックのほとんどが「くせ」のようなもので、自然に消えていくため、様子をみる事が多い。
ひどくなっているとき、本人が気にしたときに受診をすすめる。
心理的支援が主
学校や家庭生活で支障が出たときには薬物療法
漢方薬(抑肝散・甘麦大棗湯・紫胡桂枝湯)
てんかんの単純部分発作との区別、自閉スペクトラム性の常同運動との区別が必要である。
背景としてADHD(注意欠陥多動障害)や学習障害、自閉スペクトラム症の有無はあるのか調べる。
これがチックの概要です。
長引く咳や咳払い、まばたきなど、目を気にする様子など
かぜやアレルギーを疑って受診される親御さんや、チックがひどくて心配になり、相談にこられる患者さんも中にはいらっしゃいます。
私は「汚言」について今回始めて知りましたが、幼稚園生活や学校生活に影響が出そうなので、様々な支援が必要そうだと感じました。
うちの次女Nもチックがあり、彼女の症状としては、、、
「まばたき」「首をかしげる」「肩をすくめる」です。
多分チックが始まったのは幼稚園に入った頃だったと記憶しております。
一番ひどかった時期は自転車や鉄棒の練習中にチックの「肩をすくめる」動作により
手を離してしまい、怪我をしたことがありました。
幸い大きな怪我ではなかったものの、さすがに危ないと思い勤務中に小児科の先生に相談しました^^;
チックは本人が意識的にしているものではないのですが、その動作を起こす直前には、やらずにいられない、衝動みたいなものが起こる場合もあるそうです。
その場合のチックは、くしゃみを気持ちよくするのにも似ているといわれています。
先生に相談した結果、、、
「チックに対して言及すること自体がストレスになる。大きくなるに従って減っていくものだから、見守るのが第一。怪我をしたという事実は本人もわかっているから、「手を離さないでね」という声掛けは良い。それ以上は言わず見守りましょう」
ということでした。
その後、先生の言う通り、本人も危ないことがわかっているのか自転車に乗っているときの肩すくめ・手を離してしまうチックは減りました。
よくよく考えると、運動会や音楽会の練習で緊張状態が続いたときとか、疲れているとき、Hとうまくいっていないときによくチックが目につくようになっている気がします。
普段からベースにあるチックが、頻度が増えるイメージです。
やはりストレスが多いのかな?というときがきっかけな気がします。
型も微妙に変化しています。
現在もまばたきや肩すくめなどのチックは出ますが、本人は今のところ、気にしている様子はないです。
(気にしているのかどうかを聞いたこともないですが、、)
もともと指先の皮をめくってしまうクセもあり、どちらかというと神経質なタイプかなと思います。
HやAも、もうNのチックについてはそれが普通という感じで特に何も触れずです。
チックのことについて言及することがストレスとなるという話をしましたが、チックを目にする親御さんもすごく気になるし、注意してしまいたくなりますよね。
私も最初のころは「目が痛いの?」「肩が痛いの?」「ビートたけしかい!」など
最悪な対応をしていたこともありました。
(そんな親おらんか笑、ここに居ます笑)
Nは今のところ学校でからかわれたりすることもなさそうなのですが、それで傷ついてしまう子どもさんもいらっしゃるかもしれません。
本人を連れて受診をし、本人のまえでチックの話を先生にするのがためらわれる場合は、チックの出ているときの動画を撮影できたらそれを持って、親御さんだけで受診するのも手です。
そして症状について話してみてください。
心のつかえがとれることもあるかもしれません。
様子をみてみましょうと言われるだけかもしれませんが、治療や診断、カウンセリング、支援が必要な場合も、症状によってはあるかもしれません。
それで本人やご家族が少しでも楽に生きやすくなればなと思います^^
今回はチックについてまとめてみました!
少しでも参考になれば幸いです。
私でよければご相談とまではいきませんがお話を聞くこともできますので、DMくださいね。
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